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第4回埼玉ポートフォリオ発表会 開催報告

今年度の開催は『熊谷』!

3/16(土)に第4回埼玉ポートフォリオ発表会が開催されました。
今年度は熊谷市を会場に、熊谷で家庭医療診療所を開業している明戸大塚医院と熊谷生協病院の共同主催で開催されました。また、今年度も日本プライマリ・ケア連合学会埼玉県支部から共催をいただきました。
今回は専攻医3名が作成したポートフォリオを指導医から1対1で指導を受けるセッションを中心に行い、より専攻医のポートフォリオ支援に力をいれた企画としました。
参加者の多くからも過去にないくらい好評であり、専攻医からは「頻回の開催を希望です!複数の指導医からの意見を聞けたのがとてもよかった!」と感想をいただきました。
また、見学者の前で自身の指導風景を披露した指導医からは「ポスターやパワーポイントの発表と違って、作成者と対話ができたところがよかった」「ライブ形式で指導するのは緊張しましたが、より勉強になると思いました」と自身の指導方法についての振り返りにもなったとの感想がいただけました。
専攻医・指導医両者にとっても有意義な時間となりました。

また、総合診療医を目指す初期研修医からも「ポートフォリオ自体がどういうものか知ることができた」と今後の総合診療専門研修のイメージ作りに役立てた様子でした。その他の参加者からも「指導医が怒らない指導方法がとてもよい」「経験のある指導医の指導方法を見れたことはとても参考になる」といった感想を頂けました。

一方で「他のプログラムの専攻医への周知ができていない」「専攻医へのフィードバックの方法を工夫した方が良い」「もっと広く周知すべきかもしれない」との意見もあり、今後の改善の提案も頂けました。

オール埼玉での研修指導を目指して

埼玉県内の多くのプライマリ・ケア認定医/指導医、家庭医療専門医/指導医、そして専攻医が集まったこの企画。埼玉県内の研修プログラムは「一人専攻医」がほとんどであり、今後は益々プログラムを超えて、お互いに学び合う関係構築が必要になってくると思います。
埼玉県らしいプライマリ・ケアの発展を、これからも県内の皆さんと協力しあいながら実践出来ると嬉しく思います。今後ともご指導よろしくお願いします。

今回は熊谷生協病院の事務スタッフの皆さんが大活躍してくれました。ありがとうございました。司会は事務次長の紀田さんです。

さいたま市民医療センター(さいたま市)の石田先生よりご挨拶をいただきました。

明戸大塚医院(熊谷市)の大塚先生。今回の企画主催を担当してくれました。

オープニングはいくつかの研修施設より、地域紹介を兼ねた施設紹介をしていただきました。埼玉県内の地域を知る企画としても好評でした。(参加者は意外と県内を知らない!?ことも発見)

ポートフォリオ指導ライブ。見学者が見ている中で1対1の指導を行います。

「こんな家庭医療の理論を使うともっと良いよ」指導医からの具体的な指導に専攻医も真剣に耳を傾けます。

緊張していた専攻医の表情も、指導医とのやりとりの中でだんだんとほぐれてきた様子です(右は当センターの指導医 関口先生)

指導医も専攻医もこれだけ見られていたら、緊張しますよね

忙しい研修の中ポートフォリオを作成してくれた専攻医の皆さんには熊谷銘菓の「五家宝」をお礼に贈りました。

熊谷生協病院 小堀先生の閉会の挨拶。総合診療医への期待が込められていました。

参加者で記念撮影。話題?の埼玉ポーズで(笑)

地元のおススメお菓子をお持ち寄りいただきました。意外と知らない埼玉県銘菓も色々。どれも美味しくいただきました。ありがとうございました。

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