地域の皆様へ

SGFAMは街づくり、暮らしづくり、健康づくりをお手伝いします

誰もが健やかに生活したり、安心して医療や介護を受けることができるように
地域ぐるみで様々な運動をひろげていきます。
そのための総合診療医の育成も地域と共に進めていきます。
『患者を多角的に診る』『家族・生活背景まで診る』『地域全体を診る』
をテーマにSGFAMは地域で活動を続けます。

私たちにできること

● 医療生協組合員 班会、学習会への参加
● 学校、幼稚園、保育園での講演
● 地域コミュニティでの学習会等
● 地域住民向け健康教室

その他、ご要望がございましたらお電話またはメールフォームよりお問い合わせください。

総合診療専門医とは

総合診療医は、総合的な診療能力を有し、プライマリ・ケアを専門に行う医師です。
家庭医も総合診療医も地域基盤型医学教育の実践を行っている医師です。

総合診療医という選択

(日本プライマリ・ケア連合学会「総合診療医という選択」より抜粋)

『人を診る』

診断することは医師にとって最も必要な能力です。
医学的な学びももちろんですが、一人の人間と向き合うこともまた、
医師にとって大切な能力となります。
地域の医師を地域で育てる・・・
その人を丸ごと診る総合診療医の育成には地域住民の参加も大切な要素です。

総合診療医という選択

地域住民の参加

医療生協さいたまSPの会(SP=模擬患者)は医師の臨床実技試験に参加しています。
患者視点・家族視点で医師の診療についてフィードバックなどを行います。SPさんは医師育成には欠かせない存在です。

『地域を診る』

患者さんやご家族が暮らしている街はどのような特徴があるのか? “病い”は患者さんを取り巻く環境が大きく影響しています。
全人的な理解で患者さんを診る総合診療医には、患者さんの周辺にあるコンテキスト(文脈)にも感心を持たなくてはなりません。
診察室の中だけでは分からない。住民と一緒に地域を見ることも大切な要素となります。

医療生協さいたまの地域活動詳細は
こちらから

『地域を診る』1

20年以上続く安心ルーム(絵手紙)大宮南支部

『地域を診る』2

熊谷生協病院健康まつりでの健康チェック

『地域を診る』1

笑いケア体操

『地域を診る』2

多世代交流(わいわいランチ)

『地域を診る』1

料理クラブ(深谷東・西)すこしお

『地域を診る』2

多世代交流(桂の樹)

『社会を診る』

「せっかく治療した患者を、なぜ病気の原因となった環境に戻すのか?」(健康格差:マイケル・マーモット著)冒頭の一文です。
患者さんの抱える健康問題は、近年の社会状況(貧困・格差など)を反映し、より複雑困難になり、個人だけでなく社会的問題として捉えなければ解決の糸口は見つけられないようになっています。
総合診療医がSDH(健康の社会的要因)の視点で診ることは、医師としての責任でもあります。
患者さんの抱える問題を、その人自身の問題にせず、社会に働きかけるなかで解決していく行動は、地域医療を実践する私たちの使命でもあります。

『社会を診る』1

環境としての社会

地球環境・国際関係・国・職場・コミュニティ・ソーシャル・キャピタル

個人の社会経済因子

学歴・所得・家族・婚姻状況・社会的ネットワーク・社会的サポート

生物としての個体

健康行動・生活習慣・臓器・組織・細胞遺伝子

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