SGFAM さいたま総合診療医・家庭医センター

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学会報告

2012年11月24日(土)-27日(火)

国立京都国際会館で開かれた第9回IDF(国際糖尿病連合)西太平洋地区会議、第4回アジア糖尿病学会学術集会で、「Characteristics of diabetic patients living in free shelters(無料低額宿泊施設に住む糖尿病患者の特徴について)」の発表を行いました。
生活困窮者の糖尿病患者は、初診時の平均HbA1c 8.9%(NGSP)で、しびれや関節痛、視力障害など、何らかの症状が出現して初めて医療機関を受診していました。また眼科を受診した約半数に網膜症が、3人に1人は持続性たんぱく尿が認められ、初診時にはすでに合併症が進行し、重症化してから受診していることが明らかになりました。
さらに生活困窮者の糖尿病患者は、半数以上が転院または治療を中断しており、治療の継続が困難な実態が分かりました。
この背景には、治療を受けたくてもなかなか受けられないことや、治療の動機づけが困難なことがあると推測されます。生活困窮者への健診活動や教育指導が重要であることが改めて認識されました。

関口由希公:characteristics of diabetic patients living in free shelters

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