SGFAM さいたま総合診療医・家庭医センター

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総合診療医・家庭医療専門医の1日


総合診療医

Number1
山田 歩美 埼玉協同病院総合内科・
さいわい診療所  医師 日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医、日本内科学会認定内科医

総合診療医の1日

8:30

朝カンファレンス

朝カンファレンス

前日の午後から当直帯にかけて入院した内科の患者さんのプレゼンテーションを行い、主治医を決定するカンファレンスです。総合内科、消化器内科、呼吸器内科の医師が一同に集まり、ディスカッションを行って治療方針を検討します。それぞれの科にふりわけられたら、総合内科の患者さんについては、総合内科のチームカンファレンスを行い、治療方針を決定します。

9:00

患者回診

患者回診

総合内科は主に2チームにわかれて患者さんを受け持っています。それぞれのチームに研修医が配属されます。総合内科病棟は70床近いベッド数のため全てを把握することは困難です。研修医以外の上級医は10人から15人程度の受け持ち患者数で、初期研修医は5~10人ほどの受け持ち患者数です。研修医と受け持っている患者さんのカルテ回診を行い、発熱していないか、血液検査結果はどうなっているかなどを把握してから病棟回診を行います。

大切にしていること

認知症の方も多いのでご本人から病歴や生活歴を聴取できないことも多く、その場合は家族からの聴取が非常に重要です。高齢の方が多いので、普段の生活状況やどの程度の活動を行っていたのかを細かく聴取するようにしています。生活背景や社会背景によっては疾患の鑑別が重要になります。また家族状況や介護力、独居が可能なのか、屋外の活動ができているかなども退院先を考える上で重要な情報です。

10:00

研修医指導・治療方針検討

研修医指導・治療方針検討

総合内科病棟は、1年目研修医が入職してからの4月から7月まで配属される病棟です。4年目から6年目の医師とペアで患者さんを受け持ち、2チームにわかれて診療を行います。静脈血採血や血液ガスの採取などの基本的な手技は病棟の看護師や2年目の研修医が指導します。電子カルテの使い方やオーダーの仕方、カルテの書き方などはペアで受け持っている上級医が指導します。4ヶ月間で基本的な診療能力や技能、診療態度などを身につけられるようになるのが目標です。

大切にしていること

初期研修医にとっては、社会人としても初めての職場になるため、まずは職場の環境になれることが大切です。そのため総合内科病棟では看護師や薬剤師など他職種も研修医を温かく迎える雰囲気を大切にしています。また、患者さんのお話をよく聞いてベッドサイドに足を運ぶことが大切であるということ、病棟スタッフと良好にコミュニケーションをとれるように指導しています。

11:00

カルテ記載・カルテチェック

カルテ記載・カルテチェック

回診後に毎日の患者さんの状態や治療内容などを電子カルテに記載し、検査や薬のオーダーを入力します。研修医のカルテ記載のチェックと修正、オーダーが間違いなく出されているかなどを確認します。

大切にしていること

電子カルテに記載するときは、看護師記録やリハビリ記録、MSW記録など他職種の記載をかかさず見るようにしています。毎日の患者さんの状態や、患者さんの訴えていることをより詳しく把握することができます。

12:00

処置

処置

病棟で処置が必要な患者さんのところを回ります。中心静脈カテーテルを挿入したり、胸腔穿刺、腹腔穿刺、骨髄穿刺、腰椎穿刺などが総合内科病棟ではよくある処置です。研修医に指導しながら一緒に行います。 患者さんが急変することもあり、気管内挿管や心臓マッサージ、電気的除細動、輪状甲状靱帯穿刺などを病棟で緊急に行うこともあります。

14:00

病棟カンファレンス

病棟カンファレンス

週に1回他職種を交えたカンファレンスを行います。医師、看護師、薬剤師、PT・OT・ST、栄養士、MSWなどが集まり、治療方針や退院先の検討を行います。もともと自宅で生活していたけれど、入院してADLが低下したため介護保険のサービスが必要になったり、施設への入所が必要になる方などを検討します。

代替栄養を行うのかどうかなど倫理的な問題で困っている患者さんに対して、四分割法を利用した検討もこの場で行っています。 その後に、医師だけで医学的なカンファレンスを行います。治療に難渋している患者さんや、原因がわからない患者さんについて複数の医師で検討して方針を決定します。

その他の時間

その他の業務

患者家族面談・内科急患外来・ER対応・訪問診療などを行います。

総合診療医を目指す人へのメッセージ

初期研修を埼玉協同病院で行い、初期研修医に必要な知識や経験、技術を十分に学べることが出来ました。同時に、いろいろな患者さんに対応できるような医師になりたいという思いが強くなり、内科全般の経験や知識をさらに深めることができる埼玉協同病院総合医・家庭医後期研修プログラムを選択しました。小規模病院では慢性疾患の管理や在宅医療、終末期医療などを経験しました。現在は、協同病院の総合内科病棟で急性期治療に携わっています。研修指導もあり、忙しいですがとても充実しています。

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